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『FUKUSHIMA』の悲劇と奇跡

2011年3月11日、午後2時46分、東北地方太平洋沖地震が発生。

3月12日、午後3時36分、福島第一原発1号機が水素爆発。以後、3、4号機が爆発。

原子炉がメルトダウン、メルトスルーしたにもかかわらず、

水蒸気爆発に至らずに、これだけの事故で済んだのはまさに奇跡的だったのです。  

もし神様が実在するならば、きっとその神様が日本を救ってくれたのでしょう。

 
今回の震災について、石原慎太郎氏が「天罰」という発言をされたが、

何の罪もない一般の人々が被害にあわれたこの災害に対して、

「天罰」という表現は間違っている。もし「天罰」があるとすれば、

それは道徳心を失った政治家、実業家に対して下らねばならないと

東日本大震災復興構想会議の特別顧問、哲学者 梅原猛氏が

痛烈に批判されています。
 
この狭く細長い地震列島に、54基の原発と何万トンの使用済み核燃料が

乗っかっている、そんな事実を自分を含め大多数の人は知らずに、

いや知ろうとせずに暮らしてきたのです。
福島に移り住んで、3ヶ月目の事です。

 

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