フィリピンのRhoda & Sheshyのゴスペルデュオ、Cordillera Songbirds
最初の曲『The Goodness Of Grace』はHubert Dapliyanの作詞作曲。地元の出身で、イギリスのバースを拠点として活躍しています。彼の曲は独特のスタイルを持ち、歌詞は信仰と民族的ルーツを反映しています。 音楽的にはカントリーゴスペルなのですが、彼女らの歌唱力とともに、フィリピンの伝統的な舞踊や衣装、そして密林のイメージが見事にマッチしています。なんとも不思議な魅力と親和性というか懐かしさを感じます。
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"Cordillera" 「コルディリェーラ」は「山脈」「山岳地帯」を意味します。
「耕して天に至る」。棚田の風景を形容するのによく使われる表現ですが、フィリピン・ルソン島北部の中央山岳地帯に開墾された棚田群はまさにそれ。「天国への階段」とも呼ばれる壮大な景観が広がります。
この地に生きる山岳民族のイフガオ族が、標高1,000mを越える高峰の山腹をほとんど人力だけで耕し、米を作り、昔ながらの生活を2000年以上にわたって守り続けてきました。1995年には世界遺産に登録されました。
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大昔、稲作の耕地を求めて黒潮に乗り、琉球や九州地方にたどり着いた古代人がいたと想像すると、ロマンをかき立てまます。
一見すると普通に見える女の子ですが、歌の実力は確かです。
『WHEN GOD DIPS HIS LOVE IN MY HEART』 は ハンク・ウィリアムズの歌。日本だったら、この年代の女性が大昔のカントリーシンガーの歌をカバーをしていたら驚きですが、フィリピンはカトリック信徒の多い国ですから、ゴスペルのカテゴリーだと考えると違和感がないですね。