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春を告げる花、福寿草のみごとな群生。

 

雪が消えると、いちばんに咲き出します。

​早春の花のうち、多くは黄色い花といわれます。

その筆頭が福寿草。白雪の大地から真っ先に顔を出すことから

「春を告げる花」として知られます。
まだ寒さが残る時期に花を咲かせるため、
花粉を運ぶ昆虫は少ない。そこで福寿草は太陽に花を向けるのです。

花びらは太陽光を反射しやすい形をしていて花の中央部の温度は

気温より高くなる。それが虫たちを引き寄せるのです。

 

葉も精いっぱいに光合成をし、また来春に花を咲かせるため

しっかりと根を伸ばします。そして六月頃になると葉は枯れてゆき

次に繁茂してくる雑草たちに場所を譲って、また地下の生命活動に

​もどって行くのです。​
 

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