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山頭火は、秋のすすきと萩の花を愛したようです。
似た句に「分け入るみちの すすきほほけた」があります。

 

「すすき」は、植物のススキ。その姿に山頭火自身を投影しています。
「ほほけ」は、「惚おけ」=「呆け」の意味でしょう。
夢の中をさまよい歩いてるように、毎日(旅を)さすらってると
言うような事を詠んでいるのでしょう。

「ほほけ すすきが まいにちの旅」

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