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ほく

伊北紀行ss16.jpg

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【紅葉の綱木谷】つなぎだに

川口から野尻川に沿って野尻郷に出る。ここまで来れば、松夕にとっては馴れた道。川の両側は急峻な山が続き冬季間は、雪崩の危険性で通行できず、片側の馬追山の頂上を通って隣村の玉梨集落に出た。

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【活溌溌地】とんつはねつ

辞書によると「かつはつはっち」と読むのが正解だが、現文には「とんつはねつ」と仮名がふってあるので原文のままとする。松夕もここまで来るとさすがに家族が恋しかったのだろう、とんだりはねたり急ぎ足で家路に向ったのだろう。

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